富沢祥也選手にご冥福をお祈り致します。

もうご存知の方も多いと思うが、9月5日に行われたMotoGP第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで、Moto2クラス決勝レースに参戦していた富沢祥也選手(テクノマグ‐CIP)が不幸な事故により亡くなった。
果敢な走りでトップ争いに加わっていた富沢選手は、コーナー出口の縁石ギリギリで立ち上がろうとしたが車体が激しく振られ転倒、不運にもコース上に投げ出された。至近距離で順位争いをしていたため後続車がそれを避け切れず、2台が次々と富沢選手の体に衝突。頭部、胸部、腹部の負傷が確認されたことからサーキットのメディカルセンターで人工呼吸を行い、その後2人の医師が治療しながら近郊のリッチョーネ市内の病院に救急車で搬送、緊急治療を試みたが14時20分に死亡が確認された。富沢選手に衝突してしまった1人、アレックス・デ・アンジェリス選手も「自分の競技人生で最悪の事故だ。ぶつかるなら(富沢選手の)体ではなくバイクにと思って、できる限りのことをしたのだが…。信じられない」とショックを隠し切れない様子だったという。
この事故でMotoGP界は深い悲しみに包まれたが、各ライダーや関係者が富沢選手に対して哀悼の念と共にコメントを寄せている。
詳しくはバイクブロス
http://www.bikebros.co.jp/news/index.php?e=586)
2010/09/13(Mon) 16:13:24 | バイク関連記事