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ベトナム:バイクやスクーターなど二輪車需要が急増

- ベトナムは二輪車天国 「乗用車はぜいたく品」 走る日本ブランド -

 ベトナムでバイクやスクーターなど二輪車の需要が急増している。経済成長を支える工場や事業所への
通勤の足として人気を集め、庶民の日常の移動手段としても重宝がられている。人気はホンダ、ヤマハと
いった日本ブランド。現地工場はフル操業で需要に応えている。

 ベトナムで現在、使われている二輪車は約3千万台とされる。経済成長が続くこの10年で急増し、特に
大都市部で増加が著しい。首都のハノイは人口350万人にバイク150万台と推計され、朝夕は道路が通勤
の二輪車で埋め尽くされる。

 増加の背景には、バスや鉄道など公共交通機関が未整備なことがある。日本円で10万円前後という価格
も庶民には手ごろ。仕事、買い物、レジャーなどあらゆる移動用に使われ、市街地では二輪車タクシーが
走り回る。

 ただし、あまりの二輪車の数に、トラックなど大型車はノロノロ運転を強いられ、歩行者はなかなか道路を
横断できない。ハノイ市幹部は「通勤圏が広く、住宅が立て込んでいて、バス路線を設けにくい。地下鉄建設
には技術も資金も不足している。バイクに代わる足がない」と、現状では二輪車増加はやむを得ないという認識だ。

 一方、メーカーはフル操業で需要に応えている。シェア50%を占めるホンダは1996年にホンダベトナム
を設立し、ハノイ近郊に工場を構える。98年に年産8万台だったのが、昨年は137万台を達成し、今年は
170万台、来年は200万台を目指す。100%内需に回る。

 現在は従業員6660人が3交代で働き、マザー工場である熊本製作所(熊本県大津町)から出向の10人
が指導に当たる。中山慎二ゼネラルマネジャーは「ベトナム人は技能面で優れている。増産に向け雇用を
増やす」と意気込む。

 二輪車に比べ、乗用車の市場は未成熟だ。普及が進まない理由の一つに、政府が「ぜいたく品」扱いし、
高い税率を掛けていることがある。2000CCセダンが日本円で約400万円と、二輪車の40倍。工場従業員
の平均月収が1万円前後だから、庶民にはとても手が届かない。

 ベトナム政府は都市交通の整備よりも、経済発展に直結する幹線道路、電力、港湾などの整備を優先させる
考え。同国の二輪車ブームは当分続きそうだ。

 
2010/09/21(Tue) 17:37:31 | バイク関連記事
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