ハーレーダビッドソンジャパンは、2011年期中導入モデル｢XL1200C 1200Custom｣、｢FXS Blackline｣の2機種を、全国のHDJ正規販売網にて2011年3月1日（火）より販売を開始すると発表した。

XL1200C 1200Custom
軽量スリムな車体でスポーティーな走りが気軽に楽しめ、H-D独特の鼓動感を体感できるトランスミッション一体型エボリューションエンジン（排気量883cc/1,202cc）をラバーマウント方式で搭載。ボリュームのあるフロントエンド、前後タイヤを身に纏い、ロープロファイルのスタイリングとミッドコントロール、プルバックハンドルバーが生み出すコンパクトなライディングポジション、スムーズな乗り味は幅広い層のライダー達の要望を満たす。

特徴
・“ファット”なフロントエンド。軽快なハンドリング
・新デザインの小型LEDテールライト
・新デザインのクラシカルな“アイブロー”ヘッドランプバイザー
・プルバックハンドルバー。距離走行を可能にした17Lフューエルタンク
・快適な乗り心地のツーアップシート。加重時シート高668mm


FXS Blackline
不快な振動を抑制するバランサーを内蔵した1,584ccのツインカム96Bエンジンをフレームに直に搭載するリジッドマウント方式を採用して、エンジンとフレームのクリアランスを最小限に保ち、リアサスペンションを車両下部の見えない部分に配して、ハードテイル風スタイリングと快適性と高次元で融合し、スムーズなライディングが楽しめる｢FXS ブラックライン｣は、若者に人気のダークカスタムモデルとしてラインナップ。H-Dラインナップで最も低い加重時シート高610mmを実現したロープロファイルなスタイリングと足を前方に投げ出すフォワードコントロールにより、ライダーが乗車して人車一体となった時の流線型のライディングポジションが、アグレッシブなルックスとライダビリティーを提供する。

特徴
・新デザインのケーブル類を内部配線したスプリットドラッグハンドルバー
・シンプルな左右非対称デザインの18.9Lフューエルタンク
・H-Dラインナップで一番低い加重時シート高610mm
・ストップランプ一体型ウインカー
・ABS標準装備

ハーレーダビットソンジャパン

トライアンフジャパンは、先ごろ英国本社で発表された「デイトナ675R（写真）」の価格を発表するとともに全国の正規販売店で先行予約の受付を開始した。

DAYTONA 675Rは、オリジナルカーボンパーツとカーボングラフィック、レッドサブフレームなどの目を引くデザインをほどこし、Brembo製一体鋳造ラジアルマウントを採用した308mm径ダブルディスクブレーキ、特注のOhlins製サスペンションは、サーキット用に好みのセットアップが可能となっており、究極のコントロールを実現する。また内蔵型クイックシフターが、クラッチ操作不要の滑らかなシフトアップを可能としている。発売開始は4月15日を予定している。


デイトナ675R 1,522,500 円（消費税込）

■正規販売店のご案内、カタログ請求お問合せ先
トライアンフコール／TEL03-5330-7447

ホンダは、先進技術と独創的なスタイリングを融合させた大型二輪スポーツツアラー「VFR1200F（写真左）」「VFR1200F Dual Clutch Transmission（写真右）」に新たなカラーリングを追加し、2月10日（木）より発売すると発表した。

今回、車体色に存在感と迫力を強調するダークネスブラックメタリックを追加。従来から設定しているキャンディープロミネンスレッド、パールサンビームホワイトの2色と合わせ、全3色の展開となる。

VFR1200Fシリーズは、スポーツ走行はもとより、高速道路などを使ったロングツーリングにも適したエンジンと車体特性により、多くのライダーから好評を得ているモデル。また、VFR1200F Dual Clutch Transmissionは、二輪車用としては世界初（※）の有段式自動変速機（デュアル・クラッチ・トランスミッション）を搭載し、簡単な操作で上質なスポーツライディングを楽しむことを可能としている。

（※）ホンダ調べ


VFR1200F 1,575,000円（消費税込）
VFR1200F Dual Clutch Transmission 1,680,000円（消費税込）
※価格（リサイクル費用を含む）には保険料・税金（消費税を除く）・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。

ハーレーダビッドソンジャパン（以下HDJ）は、国土交通省より12月8日に「FLHTK103 エレクトラグライドウルトラリミテッド」で「輸入自動車特別取扱制度（PHP：Preferential Handling Prodedure for Imported Motor Vehicle）」認証を取得したと発表した。

HDJでは、以前より型式認証移行について検討を重ねてきたが、昨年7月のJAIA（日本自動車輸入組合）への加入により、型式認証取得に向け各種サポートを受けられる環境が整ったと判断し、米国工場で完成・検査を受けた車両の日本到着後の検査プロセスを構築、まずは「FLHTK103 エレクトラグライドウルトラリミテッド」でPHP認証の取得を実現した。

HDJでは、車両納期の短縮、正規販売網の登録・検査作業に関わる労力を軽減すると共に、輸入二輪車に対する国内規制値適合がより明確になるよう、本年度より順次型式認証モデルの拡大を図っていくとしている。

ドゥカティは、ケルン・インターモト2010国際モーターサイクルショーで新色と装備を追加したスーパーバイク、アップデートされたストリートファイター、モンスターファミリーの2011年モデル発表した。


■スーパーバイク848EVO、1198、1198SP
2011年モデルのスーパーバイクファミリーのラインナップは、140HP（※1）の最高出力、ブレンボ製モノブロックキャリパー、ステアリングダンパーを装備し、美しい新色のアークティックホワイトシルクにレッドのフレーム、レッドのホイール、そしてブラックのフレームとブラックのホイールを纏ったダークステルスが用意されたエキサイティングなニューモデル848EVOに象徴される。1198にはドゥカティ・トラクションコントロール（DTC）とドゥカティ・クイックシフター（DQS）、そしてドゥカティ・データアナライザー（DDA）を標準装備。
新たに設定されるサーキット即応仕様の1198SP（写真右）はDTCにDQS、DDA、そしてオーリンズ製TTXリヤサスペンションに、スリッパークラッチと軽量アルミニウム製フューエルタンクを標準で装備している。
1198スタンダードモデルへのDTCの採用は、レースでの挑戦とテストを重ねることで得た電子制御技術の恩恵をドゥカティのハイパワーモデルレンジに広げていこうというドゥカティの姿勢を明確にしている。また1198と1198SPへのDQSの導入で、電子制御式クイックシフターが初めてドゥカティのストリートバイクに搭載される。

（※1）諸元値はイタリア本国仕様（日本仕様諸元値は未定）


■ストリートファイターファミリー
2011年モデルのストリートファイターにはアークティックホワイトが新たに準備され、ストリートファイターS（写真左）にはレッドのタンクとトレリスフレームを纏う「レッド」バージョンとレーシングブラックのトレリスフレームと組み合わされる新色の「ダイヤモンドブラック」がラインナップされる。両モデルともラジエーターカバーはサトル・ブラック仕上げとなり、“S”バージョンにおいてはブラックカラーのホイールが奢られる。
155HP（※2）をピークとする11.7kgm（※2）の大トルクに裏打ちされた幅広いパワーバンドを誇るパワフルなデスモドロミックL型ツイン「テスタストレッタエボルツィオーネ」1098エンジンから生み出される。ストリートファイターのパワーと精緻は、たった167kgの車重（Sバージョン）とドゥカティがMotoGPとスーパーバイクプロジェクトを通じて得たテクノロジーを注ぎ込むことにより、更なる次元へと高められている。
Sバージョンは、ドゥカティトラクションコントロール、ドゥカティデータアナライザー、レーシングスタイルのブレーキングシステム、フルアジャスタブルサスペンション、そして鍛造ホイールが標準装備である。

（※2）イタリア仕様諸元値（日本公道仕様諸元値：106HP/7,000rpm、10.9kgm/7,000rpm）


■モンスターファミリー
2011年モデルのモンスターファミリーのラインナップは、全車にABSがオプションで装備できるほか、696には快適性を高める為に20mm高く設定したハンドルバーライザーの採用、43mmマルゾッキ製フロントサスペンションを新しく装備、新色「ダークステルス」と「ストーンホワイト」に、ダーククローム仕上げのハンドルバーを設定する。また、ドゥカティパフォーマンス製アクセサリーのグラブレールが取り付けられる新しいサブフレームを採用している。
2011年モデルとして先に発表された796も同様にマルゾッキ製フロントサスペンションを装備する。
1100と1100Sも他のモンスターシリーズ同様にアクセサリーのパッセンジャー･グラブレールが取り付けられる新しいサブフレームを採用している。