映画「トロン」のライトサイクルのレプリカがオークションに登場!
電動バイク『Xenon』をオークション出品した。その売り上げは環境保護団体
Global Green USAに入ることになっている。
有名なナイトクラブ『Avalon Hollywood』で開かれたこのイベントには、ペネロペ・
クルス、エイドリアン・グレニアー、オーランド・ブルームといった著名人が多数
参加していた。
筆者は普段はこうしたセレブたちが集まるイベントには関心はないが、今回は、
ペネロペ・クルスの前を素通りしてXenonに駆け寄り、そのハンドルに手をかけて
挨拶したい気持ちに駆られた。
この美しい電動バイクが初披露されたのは、2011年秋の『ミラノ国際モーター
サイクルショー』でのことだった。 [フレームを作成したParker Brothers Choppers社
は、2010年12月に、スズキ『TLR1000』のVツイン・エンジンを使ったライトサイクル
を限定販売している]
Xenonの最高時速はおよそ160kmだ。基本モデルと、バッテリーのパワーが2倍で
約160kmもの距離を走れる『XR』モデルという、ふたつのバージョンがある。
もちろん100%電気で走行するし、いちばん素晴らしいのは実際に光ることだ。
Xenonには、32インチのハブレス・ホイールがついていて、有機エレクトロ
ルミネッセンス(OLED)のテープライトがそれを飾っている。
出力40,000ワットのモーターと、カスタムメイドのリチウムイオン・バッテリー・
システムからなる 電気駆動システムはEvolve Motorcycles社が製作した。
同社のウェブサイトによると、Xenonは 米連邦自動車安全基準や米運輸省、
欧州委員会(EC)の安全規制をクリアしているという。